スノーボード選びで重要な「形状」がわからないと思っていませんか?
形状によって滑りがかなり変わるので必ず覚えておきましょう。
・スノーボードの選び方がわからない。
・形状によって何が変わるのかわからない。
・そもそもスノボの形状って何?
・久しぶりにボード買おうと思うけど色々あり過ぎてわからない。
この記事を読む事で形状の違いが理解出来て、自分のやりたいことに応じて正しくスノーボードを選ぶ事が出来ます!
目次
横から見た形状
スノーボードを横から見た形状は大きく分けて4種類あります。
スノーボードの形状は横から見た形状の事を言うのが一般的です。
形状でボードの性格がかなり変わるのでしっかり理解しておきましょう!
キャンバー
昔からある形状でレンタルでも一番多く使われています。ノーマルキャンバーとも呼ばれます。
メリット高反発で安定感抜群!
デメリット操作ミスすると逆エッジになりやすい。
こんな方におすすめ
- キッカー(ジャンプ台)やカービングを本気で楽しみたい
- 昔やってた復活組の40~60代が違和感無く楽しみたい
- とにかく動きにキレが欲しい
ハイブリッドキャンバー
キャンバーが進化した形状です。可変キャンバーやイージーキャンバー等、ブランドによって呼び方が異なるので気を付けましょう。
メリット適度な反発がありつつ逆エッジになりにくい。
デメリット欠点が無いが特化している点が無い。
こんな方におすすめ
- 何をしたいか分からない
- 何でも楽しみたい
- とにかく万能なボードが欲しい
ダブルキャンバー
回ったりして遊ぶ「グラトリ」好きに人気のある形状です。片足に乗ればシーソーの様に反対が浮いてくれます。
メリットボードが曲げやすくて遊びやすい。小回りが良い。
デメリットターンが安定しない。
こんな方におすすめ
- 簡単にボード曲げたり回ったりしてグラトリを楽しみたい
- とにかく逆エッジになりにくいボードが欲しい
- 子供と一緒に気軽に滑りたい。
フラット
無難な形状です。初級者に最適ですが、最近はあまり見かけません。
メリット適度安定感して操作もしやすくバランスが良い。
デメリット反発が無い
こんな方におすすめ
- とにかく楽なボードが良い
- 本気で滑らない
- 自称レジャーボーダー
その他の形状
スノーボードを横から見た形状は他にも沢山あります。
ブランドによって微妙に違ったり呼び方が変わるのでややこしいですが、代表的な4種類を理解すれば大丈夫です。
種類によって癖が違うので自分にはどの形状が合っているか理解しておきましょう。
参考
2010年前後は人気があったロッカー形状のスノーボード。
ダブルキャンバーの進化によってロッカーの存在はほとんど無くなりました。ロッカーのメリットの「逆エッジの少なさ」を持ちつつロッカーには無い「安定感」を持つ事で適度な安定性をダブルキャンバーは持っています。「初心者はロッカー形状がオススメ」って言う情報は過去のものです。
ちなみにりくはこのフラットっぽいダブキャン形状使う事が多い。何でもしやすくてお気に入り!
前から見た形状
ツインチップとディレクショナル
前から見た形状は大きく分けて2つあります。
主にスイッチ(反対側)で滑るかどうかに関わってきます。
ツインチップ
前後対称の形状。
スイッチ(反対側)も滑りやすくて回った時もバランスが良いです。バインディング角度はダックスタンス(ガニ股の様な)が向いています。
こんな人にオススメグラトリ パークなどで回ったりするトリック好き
ディレクショナル
前後非対称の形状。
前が長くなるので直進安定性が良くなります。バインディング角度を前に向ける「前振り」に適しています。
こんな人にオススメカービングなどターン重視の人
ディレクショナルツインとは?
前後の形状が同じでバインディングを付ける位置が真ん中より後ろにセットされているモデルの事です。どちらの良さも持っている様に思えますがツインチップのボードに取付穴を増やしただけのモデルも多いです。デメリットは特にないですが混乱しやすいですよね…
先端の形
最近のスノーボード先端の形は様々です。
先端が幅広になって端に乗っても安定する様に工夫されているモデルもあります。
テール(後端)が割れていたりするものはパウダー(新雪で未圧雪)で滑りやすい様になっています。
まとめ
・スノーボード形状は横からと前から見た形状がある
・横から見た形状でボードの性質が大きく変わる
・前から見た形状でターン重視かトリック重視か変わる