
ターン中にトリックを入れるやつに挑戦したいな。やりやすいボードとかあるのかな?
「ラントリ」の事ね!ラントリに向いてるボードも開発されているから順番に解説していくよ。

ラントリに特化したボードが欲しい!
そんな方に向けて、この記事では 最新ラントリおすすめスノーボード7選 を厳選してご紹介します。
ラントリ(ラン&トリック)とは、ゲレンデを流しながらトリックを入れ、自由に遊ぶスタイル。
スピードに乗ったままオーリーやノーリー、プレス、バター、スピンを組み合わせるスタイルで、ここ数年で一気に人気が爆発しました。
「普通のオールラウンドボードではちょっと物足りない」
「カービングボードではトリックがやりにくい」
そんな方に向けて、ラントリに超特化したボードをピックアップしていきます。
この記事のポイント
- ラントリに必要なボードスペックがわかる
- 自分に合ったラントリボードの選び方が理解できる
- 最新モデルから厳選したおすすめボード7つを知れる
目次
- 1 ラントリボードに必要な条件
- 2 25-26 オススメのラントリボード7選
- 2.1 25/26 WRX SB / Mk-S (ダブルアールエックス スノーボード / マーク エス)
- 2.2 25/26 WRX SB / Mk-U (ダブルアールエックス スノーボード / マークユー)
- 2.3 25/26 BC-STREAM / BRAH (ビーシーストリーム / ブラフ)
- 2.4 25/26 FNTC / AND (エフエヌティーシー / アンド)
- 2.5 25/26 JONES / MOUNTAIN TWIN FAR EAST LIMITED (ジョーンズ / マウンテン ツイン ファー イースト リミテッド)
- 2.6 25/26 DEATHLABEL / DEATH MACHINE (デスレーベル / デス マシーン)
- 2.7 25/26 SPREAD / RD SERIES (スプレッド / アールディー シリーズ)
- 3 まとめ
ラントリボードに必要な条件
ラントリボードを選ぶときに重要なのは、ただ「柔らかいボード」でも「硬いカービングボード」でもありません。
ポイントは、 適度な安定感としなやかさと反発のバランスです。
では順番に見ていきましょう。
①フレックス(硬さ)
ラントリでは 適度な安定感とトリックのやりやすさ が求められます。
そのため「柔らかすぎる」と反発が弱く、「硬すぎる」とトリックがやりにくいという問題が出てきます。
- 柔らかめ(ソフトフレックス)
初心者向き。簡単にプレスできるが、反発が弱くオーリーの高さが出にくい。 - ミドルフレックス
最もバランスが良い。プレスも安定し、反発を活かしたオーリーもやりやすい。
→ ラントリボードの主流 - ハードフレックス
スピード域が高いラントリや、カービング寄りに使いたい人向け。
扱いは難しいが、キレと爆発力がある。

ラントリ初心者〜中級者は「ミドルフレックス」、上級者は「やや硬め」がオススメ!
②形状(キャンバー・ハイブリッド)
形状はライディングのスタイルに大きく影響します。
キャンバー

反発が強く、エッジグリップも良い。オーリー・ノーリーで高さを出しやすい。
ハイブリッドキャンバー

足下はキャンバー、ノーズとテールがロッカーになっている形。
プレスやバターがやりやすく、トリックを多用する人向け。

ラントリではハイブリッドキャンバーモデルが主流!
③サイズ(長さと幅の選び方)
ラントリボードのサイズ選びは好みによって若干変わります。
- 短め(基準より-2〜3cm)
取り回しがしやすく、スピン・トリックが軽快。
→ 低速で滑る事が好きでグラトリ寄りの人におすすめ。 - ジャストサイズ
スピードも安定し、トリックもやりやすいバランス型。
→ ラントリ初心者〜中級者はコレ。 - 長め(基準より+2cm)
安定感は増すが、取り回しが重くなる。
→ 高速ラントリやカービング多めの人向け。
長さの基準はサイズチャートを参考にして下さい。

また、ラントリでは横乗り動作が多いため ワイドモデル(幅広) を選ぶ人もいます。
ブーツサイズが28cm以上ならワイドも検討しましょう。
有効エッジ
ラントリボードでは、セミハンマーボードに近いものが多いです。
有効エッジが長くなるので通常のボードよりも長く感じます。

25-26 オススメのラントリボード7選
25/26 WRX SB / Mk-S (ダブルアールエックス スノーボード / マーク エス)
ラントリの為に開発されたモデル。
グラトリがやりやすい柔らかさを保ちつつ、長めの接雪長でバランスを調整。
カービングをしながらトリックを入れやすい構造。
まさにラントリの基本を築いた名作。

25/26 WRX SB / Mk-U (ダブルアールエックス スノーボード / マークユー)
ボードはそこまで硬くないのにしっかり雪面をとらえる事ができる構造。
ノーズ形状と接雪長の調整で、どんな動きにもすばやく反応でき、エッジグリップも飛び抜けて高い。
ラントリに大人気のWRX中でも Mk-Sがグラトリ寄り、Mk-Uはカービング寄り で選ぶと良い。

25/26 BC-STREAM / BRAH (ビーシーストリーム / ブラフ)
セミハンマーとダブルロッカーの融合でラントリにもカービングにも優れた性能を発揮。
後ろ側にインサートを多く配置できる設計(6穴)、セッティング次第でカービング寄りに調整可能。
バランスの良い遊べるワイドボード。

25/26 FNTC / AND (エフエヌティーシー / アンド)
ラントリ向けに設計されたボード。
ダブルキャンバーの様な構造だが、カービングのグリップ力は確保。
ボードは曲げやすいのでグラトリも楽になる。
カービングとグラトリの両方楽しめるボード。

25/26 JONES / MOUNTAIN TWIN FAR EAST LIMITED (ジョーンズ / マウンテン ツイン ファー イースト リミテッド)
パウダーや地形も滑りやすく、山全体を楽しめるボード。
カービングのグリップ力は足元のエッジ形状のおかげで抜群に良い。
壁が滑りやすい様にノーズ、テールは3Dになっている。
ラントリに限らず1本で何でもしたい人にオススメ。

25/26 DEATHLABEL / DEATH MACHINE (デスレーベル / デス マシーン)
ビックリするくらい軽くて取り回しが楽。
柔らかめなのでグラトリ寄りだが特殊構造でカービング性能も良い。
高速よりも低速での扱いやすさが抜群に良いモデル。

25/26 SPREAD / RD SERIES (スプレッド / アールディー シリーズ)
グラトリのイメージが強いSPREADのラントリボード。
通常モデルよりもエッジが長いので安定感があってターンが気持ち良い。
船底状のコンベックスソールなのでターンの切り返しやグラトリの逆エッジの可能性も低くなる。

まとめ
今回は 2025-2026 最新ラントリボードおすすめ7選 をご紹介しました。
ラントリは「カービングの安定感」と「グラトリの自由さ」を組み合わせた比較的新しい滑りのスタイルです。
そのため、ボード選びのポイントも通常のオールラウンドボードやカービングボードとは少し違います。
特に大事なのは 硬さ・形状・サイズ・有効エッジの長さ の4つ。
- フレックスは「ミドルフレックス」が最も扱いやすく、初心者〜中級者におすすめ。
- 形状は「キャンバー」か「ハイブリッドキャンバー」が主流で、安定感とトリック性能を両立。
- サイズは自分のスタイルに合わせて調整し、短めならトリック寄り、長めなら安定感重視。
- 有効エッジが長いとターンが安定するので、ラントリ特化モデルでは多く採用されています。
今回紹介した ボードは、いずれも「ラントリを楽しみたい人」にピッタリの性能を持っています。
「グラトリ寄りで遊びたい」なら MK-S や DEATH MACHINE。
「カービング寄りで安定感も欲しい」なら MK-U や BC-STREAM BRAH。
「1本で何でも楽しみたい」なら ANDやJONES MOUNTAIN TWIN FAR EAST LIMITED。
自分がどんなスタイルでラントリを楽しみたいのかをイメージして選べば、きっと最高の相棒になる一本に出会えるはずです。
ラントリは「滑りながら遊ぶ」スタイルなので、道具の相性がとても大切です。
この記事が、あなたにとってベストなラントリボードを選ぶきっかけになれば嬉しいです。
