この記事のポイント
・セッティングで気を付ける所がわかる
・ジャンル毎のバインディング角度がわかる
・痛かったり緩い箇所と理由がわかる
目次
それで良い?スタンス幅
スタンス幅を何となく決めている人や迷走してる人は多いと思います。
迷ったらまずは、ボードのオススメの場所にしておきましょう。
ボードによってはオススメ位置のマークがあります。
身長にちょうど良い位の長さのボードならこの位置が無難です。
マークが無い場合
マークが無い場合は身長×0.3~0.33の間がオススメです。
身長170cmなら51cm~56cm程です。
分かりやすい数値が欲しい方は身長×0.315が良いでしょう。
身長170cmなら53.5cm程です。
ボードに元々あるホール位置の関係で多少前後する場合もあります。
プロもこの範囲の人がほとんどで、後はボードや好みによって決めています。
滑りで変わる!ジャンル別角度
代表的なジャンルの定番角度を記載しておきます。
参考にして自分に合った角度を見つけてみて下さい。
F=前足 B=後足
グラトリ
前足 3~12° 後足 -12~0°
多いパターン:F6,B-6 F9,B-9
トーション(ねじれ)を使いやすい様にあまり外側に振らない事が多いです。
ラントリ
前足 6~18° 後足 -9~6°
多いパターン:F9,B-3 F18,B-6
カービング要素も出てくるから多少は前足は進行方向に向ける
パーク
前足 3~15° 後足 -15°~0
多いパターン:F9,B-9 F9,B-12
トーションも使いやすく進行方向も向きたいからかなり人それぞれ異なります。
カービング
前足 15~36° 後足 6~27°
多いパターン:F27,B9 F33,B24
スイッチ(逆足)で滑る事はあまりないので完全に前に振ります。
板で変わる!ボード別角度
ボードによってはオススメの角度がある程度決められたモデルもあります。
NOVEMBERのボードはダックスタンスに合う様にプレートが入っています。
ボードが太め、細めの場合は角度に気をつけましょう。
幅でボードの硬さが変わる
スタンス幅を少し狭くすると柔らかく感じやすいです。(目安:身長×0.3)
先端部分が長くなってしなりやすくなります。
ボードを曲げる為の体重移動も少なくなります。
曲げる為には頭の位置を移動しないといけないので広いと移動が多くなって曲げにくくなります。
絶対チェック!センター出し
ブーツをつけてみて横から見てみましょう。
かかとばかり出てるのはかなり滑りにくくなるので要注意です。
ストラップ位置あなどるな
バインディングのストラップ位置で色々とかわります。
足が痛い場合
くるぶしが痛い場合は、足首のストラップの位置をずらすと治る場合もあります。
小指が痛い場合は、つま先のストラップを左右入れ替えると良いです。
実際に着けて確認
ブーツを履いて左右に動いてみましょう。
その時にズレや隙間がないか確認しましょう。
写真の様にズレる場合は位置調整しましょう。
まとめ
セッティングでかなり滑りが変わるので奥が深いです。
色々試して自分に合うセッティングを探してみて下さい。